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てとて活動より「神戸龍谷高校人権学習【1年生】」
2023 / 01 / 21 ( Sat )
神戸龍谷高校人権学習(1年生)
令和4年11月2日  神戸龍谷高校講堂
「てとて」は令和4年11月2日午前9時から神戸龍谷高校講堂において高校一年生に対して行われた人権学習に参加いたしました。高校生の皆は熱心にメモを取りながら聴いてくれました。
「てとて」は 今まで障がいの有る無しで特別視されることなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会づくりに向けての活動を高校生を交えて行ってきました。今回 その活動の一環として「神戸市中央区赤い羽根地域づくり助成事業」のご助成を受け 神戸龍谷高校一年生のホームルームの授業の中で、学習を実施いたしました。
今年は今までと内容を変え、事前に生徒さんにアンケート(質問)をとり、そのアンケートに答える形で授業を進めました。(パネルディスカッション形式)
また ヘルプカード、ヘルプマークの説明とそれを持った障害者の方との接し方の動画も見てもらいました。

☆アンケートの集計結果・・・障害児・者のボランティア活動を行ったことがある?
   あると答えた方が全体の7%【324名のうち23名】
   興味があるが全体の54%でした。
アンケートの対する回答は、親・障害者相談職員・ボランティア学生・支援者の方々にそれぞれお答えいただきました。

生徒さんの感想
◎障害者だからといって特別扱いする必要がないという事が知れました。配慮は必要だということを忘れないでいようと思います。地震や台風などで避難した時に困っている人がいたら障害を持っている方なのかもしれないと思って優しい言葉で話せるようになろうと思いました。
◎障がい者の人達と健常者の人たちを同じように接する大切さを学びました。ヘルプマークは障がい者の人を守る大切なお守りのようなものということを知ったので、災害時にヘルプマークをつけた人を見かけたときは、出来るだけ声をかけられるように勇気を出したいなと思いました。また、ボランティア活動にも興味があるので、調べてみたいなと思いました。
◎今回の人権学習で障がい者に対しての意識が変わりました。今までは障がい者の人がいたら助けられる自信がなかったのでなるべく遠くから見ているだけでしたが今日教わったことを活かすと適切な配慮ができると思います。また避けるのではなく普通に接することで自分も相手も楽しく得るものがあるので関心を持ちたいです。

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グランドゴルフ(てとての活動)
2021 / 04 / 15 ( Thu )
グラウンドゴルフ大会
令和2年10月4日  神戸龍谷高校運動場
「てとて」は令和2年10月4日午前9時30分から正午まで神戸龍谷高校運動場にてグラウンドゴルフ大会を行いました。

今回 新型コロナ感染対策を充分に取り入れ また グラウンドゴルフのコース設定も今までと変え、開催いたしました。
主な感染対策
道具・備品を消毒するときは 手袋着用 その後 必ず 石けんで手洗いをすること
受付時 検温 アルコール消毒 お金のやりとりは気をつけてください。(手袋着用)
コース上の障害は今回はしない。輪投げ等も無し。その代わり8ホールをしてもらう。 
プレー中 クラブ、ボールは自分のもの以外触らない。1ホール10打以上なし
プレー中は マスク着用(プレイ中 密になる状況が完全には避けられないため)
マスク着用の危険(熱中症等)を避けるために
①ホールごとに 各班 おのおの 間隔を空けて(確認してください。)マスクを外す1分ぐらい
②走らない
③指示後 順に部屋で休憩 
④給水ポイント (給水 飲食前は 必ず石けんで手洗い ペーパーで拭く)
⑤休憩場に入るときは 必ず必ず石けんで手洗い ペーパーで拭き、アルコール消毒
飲食時も支援だけでなく感染対策を確認する人を必ず付ける。

  

神戸龍谷高校JVC部感想文 
部長
 コロナで部活ができなくて、てとてのみんなに会えなくてすごく寂しかったけどみんなと元気にまた会えてよかったです。去年は審判をさせてもらったけどみんな去年よりも上手くなっていて驚きました。今年は少しだけゴルフをさせてもらったけど変な方向にばかり行ってしまい、こんなに難しいんだと実感しました。てとてのみんながまっすぐきれいに打てているのは本当に上手なことなのだなとわかりました。今回は初めての部長としての参加ですごく緊張していたし、注意されることも多かったけどすごく楽しかったです。次の音楽プログラムでもてとてのみんなが楽しく活動できるよう頑張りたいです。

男子生徒
 久しぶりの活動であるとともに一年をはじめとした新規のメンバーにとっては初めての活動となった。活動の課題点といえば、全体での時間配分が余ったり足りない時が時々あり来年度は見直す必要があるのではないかと思った。コロナの脅威の中でこうしてしっかりと感染対策をした上で安心安全に活動を終えることができ良かったです。

女子生徒
審判という責任が伴う役割だったので最初は緊張しましたが、無事に終わったのでよかったです。みんな楽しそうで良い雰囲気でした。
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神戸龍谷高校人権学習(1年生)への参加
2021 / 04 / 15 ( Thu )
神戸龍谷高校人権学習(1年生)
令和2年11月11日  神戸龍谷高校講堂
「てとて」は令和2年11月11日午前9時から神戸龍谷高校講堂において行われた神戸龍谷高校一年生(約260人)に対しての人権学習に参加いたしました。

「てとて」は 今まで障がいの有る無しで特別視されることなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会づくりに向けての活動を高校生を交えて行ってきました。今回 その活動の一環として「平成31年度神戸市中央区赤い羽根地域づくり助成事業」のご助成を受け 神戸龍谷高校一年生のホームルームの授業の中で、卒業生の立場での思い、障がいのある子どもを持つ親として障がいとは何か、また親としての気持ち等を発表し、そのまとめとして ちゅうおう障害者地域支援センター相談員 森田裕一さんに講演をしていただきました。

【 発表者 卒業生 】
◇  村上 絢音さん  「てとてでの経験」
【 発表者 障がい者を持つ親】
◇  田中 美穂子さん  「瞬 とともに」
◇  友保 祐子さん   「親子の絆」
【 講 師 】
   森田 裕一さん   社会福祉法人 新緑福祉会
             ちゅうおう障害者地域生活支援センター相談員
「分かって欲しいこと」

人権学習感想文 
神戸龍谷高校 1年生
今回の人権学習で私の考えは大きく変わりました。卒業生の村上絢音さんのお話を聞いて障がいを持つ方への接し方を変えようと思いました。村上さんは、てとての活動を通して知的障害者のイメージが変わったこと、そして特別な対応はしなくていいとおっしゃっていましたが、私はその話を聞いて驚きました。私は今まで障がいを持つ方たちには常に何かしてあげないといけないと思っていたからです。また、私は障がいを持つ方に少し抵抗があり、時折電車や街で障がいをもつ方が大声を出すときとても怖いと思っていました。しかし、今回の学習で私は本当に障がいをもつ方たちのことを理解していなかったということを感じました。
「相手を知り、理解しようとすることが大切」という友保祐子さんの言葉を聞いて自分の考えを思い直し、いかに自分が周りの環境のことしか考えていなかったことが分かりました。そして私が怖いと感じていた大声を出す行為は障がいをもつ方たちが自分を落ち着かせるためだと知り、今までの自分が恥ずかしくて仕方ありません。
また私の祖父は身体障害者手帳を持っていました。最初は歩けましたが、次第に足が悪くなり外出するときは車椅子が必須となっていました。そのため祖父はいつも階段や段差の上り下りの時は誰よりも時間を取り、慎重に行動していました。
その祖父の記憶が今も鮮明に残っているため、「障がいを持っいることが障害なのではない。その人たちに暮らしにくいと感じさせてしまっている環境こそが障害なのだ。」という言葉を聞いたとき、大いに納得しました。そしてその障害をなくすことが私たちにもできるかもしれないということを知り、誰もが過ごしやすい環境をつくるため、今自分にできることや将来できることを考えていきたいと強く思いました。今回の学習では多くのことを学び、自分を見つめ直すことができた濃い一時間でした。お話をしてくださった方たちには感謝しかありません。

有難うございました。
沢山の方に、障害のことを理解していただけることを願っております。
14 : 04 : 38 | 「中央支部」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
令和2年度  事業計画
2020 / 04 / 30 ( Thu )
事業計画

令和2年   4月  5日     日帰りバス旅行(淡路島)     (中止)
        4月 28日     令和2年度中央支部総会
                       (新型コロナウイルス拡大により、皆様の安全を考慮し開催中止)
      未定           施設見学
      未定           神戸市手をつなぐ育成会バザー  (育成会会館)
      未定           中央区ハートフルフェスタに参加
        12月13日      クリスマス会
令和3年 未定           食育と料理教室

支部総会、てとての資料等は、役員で執行させていただきましたので、
会員の皆様にはお届けさせていただきました。

令和2年度も何卒、中央支部の活動にご支援賜りますようお願い申し上げます。
皆様にお目にかかれる日が、はやく参りますように、お体ご自愛くださいませ。
18 : 51 : 19 | 「中央支部」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
神戸龍谷中学校 人権学習に参加
2020 / 04 / 03 ( Fri )
神戸龍谷中学校人権学習(全学年)
令和2年2月17日  神戸龍谷中学校二楽艸堂(にらくそうどう)
「てとて」は令和2年2月17日午前9時から神戸龍谷中学校二楽艸堂において行われた
神戸龍谷中学全校生(約240人)に対しての人権学習に参加いたしました。
【 発表者 卒業生 】
◇  佐藤 麟さん   「てとてと私」
【 発表者 障がい者を持つ親】
◇  浜崎 潮さん  「その場所で」
◇  髙岡 敦子さん 「自閉症というけれど・・・」(代 田中知恵子さん)
【 講 師 】
 丸尾 直也さん  社会福祉法人 新緑福祉会
           ちゅうおう障害者地域生活支援センター主任相談員
「“知ってほしいこと”」

「てとてと私」 佐藤 麟さん
みなさん、おはようございます。ここの卒業生で、現在は神戸大学経営学部に所属しています、佐藤麟です。
今日はみなさんに、私が高校1年から今に至るまで交流を続けている「てとて」との活動と
そこで得たものについて話していきたいと思います。まず、「てとて」とは神戸市中央区で暮らす
知的障害を持った人たちの集まりで、休日にみんなで遊んだり、勉強会をして親睦を深め合っています。
そんな「てとて」と初めて交流したとき、はじめは接し方がわからず、
最小限のコミュニケーションしかとっていませんでした。しかし、そんなことが何度かあるうちに、
だんだんメンバーとの距離感のつかみ方がわかってきました。いろいろと話してみると、
みんな「健常者」の人と変わらないと感じました。うれしいことがあったら喜ぶし、嫌なことがあったら悲しんだり、
怒ったりする。私たちが考えている普通と何ら変わりないのだと思いました。
このとき私は、今まで自分が無意識の内に「障がい者」と「健常者」を分けて考えていたのだなと改めて感じました。
はじめは「障がい者」の人たちには特別な何かをしてあげなきゃいけないとばかり思っていましたが、
その必要は全くなくて、一人ひとりと向き合って、困っているときだけ手伝ってあげればいいんだということを知りました。
そこで、「障がい者」という言葉は、人を区別・整理のための現代社会のツールに過ぎないのだと思いました。
そんな風に考えていると、余計なことを考えて関わりを持とうとしなかった自分が馬鹿らしく思えてきました。
そこからの私は自分で言うのもおかしな話ですが、見違えるように成長したように思います。
彼らと自然に会話をし、友達のような関係を築くことができたのです。
皆さんの中にはもしかしたら「障がい者」の人に対して差別的な見方をしている人もいるかもしれません。
しかし、それは仕方のないことです。社会がそのようにできているからです。
今ここで話を聞いた皆さんにはそのような見方をしてほしくはありません。
むりやり関係を持って仲良くしろとは言いません。しかし、歩み寄る姿勢を持つだけでもしてほしいと思います。
ありきたりな言い回しにはなりますが、私たちは同じ人間だから変に区別する必要はないと思います。
つまり私が言いたいことというのは、街中で「障がい者」の人を見かけても気を張る必要はないということです。
「ちょっと変わった人がいるな」程度を思うのは普通のことですから。
そして、いざ相手をすることになったら、普段友達に話すように接すればいいということです。
 総括すると、私が「てとて」との活動を通じて得たものは、新しいものの見方だということです。
だから、みなさんにも「障がい者」の人に限らず、いろんな人と出会ってほしいと思います。
それによって、いろんな見方を得てほしいと思っています。もちろん踏み出すのには多少なりとも勇気がいります。
しかし、そこで得られる果実はみなさんの糧となるはずです。以上で私の話を終わらせていただきます。

「神戸龍谷中学校での人権学習について」
                   ちゅうおう障害者地域生活支援センター  主任 丸尾 直也さん
この度中学生に「障がい」と「人権」についてお話する機会を頂きました。
中学生に対して「何をどんな風に伝えればよいか」とても悩みました。
それはまた、これまでの自分を振り返る機会にもなりました。
 私が一番伝えたかったのは、「障がい者は他人より劣った部分があるからそう呼ばれているのでなく、
社会との間に壁、つまり障害があるから、障がい者と呼ばれている。
障害とは人ではなく社会に対する言葉だと思う」という事でした。
点字ブロックの上に置かれた物、車椅子が越えられない段差。それらが障害であり、そしてその壁は、
時に私たちの心の中にもあるのではないか?その壁を取り除けたら…。という事を伝えさせて頂きました。
後半には知的障がいのある方がイキイキと活動に取り組んでいる写真を見て頂きました。
この度の機会をきっかけに、話を聞いて下さった中学生の皆さんが、
少しでも心の中に壁を作らないようになれば嬉しく思います。
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