研修会(災害に備えて)の報告
2019 / 01 / 24 ( Thu ) 12月10日 (火)育成会会館において、 『神戸市における 災害時要援護者 支援の取り組みについて』と 『 災害備蓄対策 』についての研修会が開催いたしました。 神戸市から出前トークで、経済政策課、暮らし支援課の2名の方に来て頂き、 災害時の 神戸市での取り組みについて、また、知的障害者を含む要援護の支援、 要援護者リストの作成 、 福祉避難所についての、お話を伺いました。 市が把握している 要援護者は 179000人で この大多数の援護者を 市と地域の支援団体(自治会やふれあいまちづくり協議会 )と連携して、災害時要援護者登録票を作成しています。 地域が独自で作成したリストは 情報精度が高く、 支援対象者を広く設定しているとのことで 、災害時にはとても役立つと期待しているそうです。 福祉避難所は、高齢者、障害者、妊産婦、乳幼児、病弱者が対象で市内に364ヶ所の福祉避難所があるそうです。 知的障害者に対しては、神戸市知的障害者施設連盟加盟の障害者施設、21ヶ所が指定されているとのことでした。 災害時の備蓄については、神戸市では避難者20万人の3日分 食料や物資を確保していて、 毛布や敷物(サバイバルシート) 、飲料水( 500ml )アレルギーに 配慮したアルファ化米、その他、 粉ミルクや生理用品、紙おむつを市内 14ヶ所に分けて 備蓄されており、 兵庫区のノエビアスタジアムには2万人の備蓄があり、28年の熊本の地震の折、 救援物資の積み出しをされた市職員の方は、いくら出しても一向に減らない毛布のダンボールを見て、 2万人分の備蓄の多さに改めて驚いたとのお話でした 。 神戸に起きたあの震災から24年が過ぎ、私たちの防災に対する意識が薄れてきたことを感じます。 それでも南海トラフの大地震はいつ来るか分からず、そんな時私たちはどうしたらいいのか、 要支援者リストの登録はしているのか、地域の避難所は… 自分たちが避難するであろう、 福祉避難所の場所を確認しているか、今こそ、きちんと把握しておかなければと思いました。 『 備えあれば憂いなし』日頃の防災意識が肝心だな…と思いました。 スポンサーサイト
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