FC2ブログ
第381号~無事終了しました。ご支援ご協力ありがとうございました。~
2019 / 12 / 17 ( Tue )
その年に話題となった新語・流行語を決定する年末恒例の「2019ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、
「年間大賞」には、ラグビーW杯で初の8強入りを遂げ、日本列島を熱狂の渦に巻き込んだ日本代表チームのスローガン
「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれました。
その他、トップ10には、「計画運休」「軽減税率」「免許返納」、そして「令和」等、
世相を反映する数々の言葉がランクインしたようですが、ラグビー人気にあやかり、
それらを跳ね除けて見事大賞に選ばれました。
早速ビジネスシシーンでは、「ONE TEAMで頑張りましょう」等、あらゆる場面で頻繁に使われているようですが、
同じ様な意味合いでよく耳にする「一枚岩」と比べると、やはりソフトで今風な、おしゃれな表現かなと思います。
さて、好天に恵まれた11月17日(日)に、神戸文化ホール中ホールで開催した
「近畿知的障害者福祉大会(通称:近畿大会)」は、多くの皆様のご支援ご協力のお蔭を持ちまして、
盛会裏に無事終了することができました。心よりお礼申し上げます。

 当日は、神戸の秋を彩る最大の風物詩である「第9回神戸マラソン」と重なったため、通行規制が行われ、
周辺の道路は大渋滞しました。
観光バスをチャーターして参加して下さった京都育成会は、この渋滞に巻き込まれ、このままでは間に合わないと、
数名の方は途中下車し、徒歩にて会場に駆け付けて下さいました。
また、渋滞を避けるために、敢えて観光バスを使わず新快速電車に乗車するも、当日、
下りのJR電車が大幅に遅れたそうで、滋賀県からお越しの全国手をつなぐ育成会連合会の久保会長は、
舞台の緞帳があがる寸前の到着となりました。
こういった慌ただしい中で行われた近畿大会ですが、お忙しい中、大勢のご来賓の皆様にお越しいただき、
神戸市副市長の寺崎秀俊様、神戸市会議長の安達和彦様からご祝辞を賜りました。
そして、育成会活動にご支援、またご尽力いただいた方々に、感謝状・表彰状の贈呈を行い、式典を終了しました。

続く、全国手をつなぐ育成会連合会の田中統括による「中央情勢報告」は、
大勢のご来賓の皆様がお残り下さり、お聞き下さいました。
今回の近畿大会は、今、全国の育成会で大きな課題となっている「親子の高齢化」を踏まえ、
「考えよう! 本人の高齢化、親の高齢化」をテーマに行いましたが、昼食休憩のあとの午後の部のトップバッターは、
国立のぞみの園・総務企画局・事業企画局事業企画部部長の古川信二氏で、
「国立のぞみの園の高齢化への取り組み ~普通の暮らしを求めて~」と題したお話をお聞きしました。

のぞみの園の正式名称は、「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」で、
知的障害者の高齢化についての国内第1の研究機関です。当会では、全国の育成会に先がけて、
数年前より知的障害者の高齢化について着目し、古川氏をお招きし研修を深めてまいりました。

大型コロニーとして「終生保護:終の棲家」の役割を果たしてきた「のぞみの園」ですが、
「施設から地域へ」という国の方向性の転換により、平成15年、地域移行に取り組むことになりました。
古川氏は、入所施設を決して否定しているのではなく、今後の入所施設の在り方をお話しした上で、地域移行の原則、
概念、そのアプローチや現状、また地域で暮らすための必要な支援等、いろいろ詳しく、丁寧にお話し下さいました。

続いて、田中統括がコーディネーターとなり、「地域・家族・専門職ができること」と題したシンポジウムを行いました。
まずは、国立のぞみの園のサービス調整企画課課長補佐の清水清康氏から、
「グループホームにおける高齢知的障害者の支援」と題した報告で、機能低下が進み、
一般の住宅では生活が困難になってきた利用者のために開設したグループホームのお話を聞きました。

続いて、北摂杉の子会の地域生活支援部部長の平野貴久氏より「グループホームご利用者の
医療的対応について」と題し、訪問診療、訪問歯科、訪問看護等の利用と共に、
3名の利用者の高齢化・重度化の進行状況から、知的障害者の高齢化が始まる年齢は一般の方より10年~20年早く、
しかも高齢化のスピードも早いとの報告がありました。

本大会は上記の通り行いましたが、一方の本人大会は、式典終了後、文化ホールから南に歩いて
5分程度の「たちばな研修センター」で行いました。

午前中、Aの「トーク会場」では、『働く』、『権利擁護』、『生活と余暇』についての項目に分かれ、
本人たちがいろいろ話し合いました。また、Bの「楽しみの会場」では、音楽を聞いたり、パラバルーンで遊んだり、
南京玉すだれ等を見たりして過ごしました。

昼食のあと午後から、Cの「スポーツの会場」では、神戸市社会福祉協議会
障害者スポーツ振興センターのご指導のもと、いろいろなスポーツを体験しました。
そして、Dの「リラックス会場」では、缶バッチを作ったり、また、抹茶とおいしい和菓子をいただきました。

前回、神戸市が当番だった8年前の近畿大会は、台風で中止となり、実に16年ぶりの開催となりました。
いろいろ不手際もあったかと思いますが、まさに「ONE TEAM」で乗り切り、無事終了することが出来ました。
早朝よりお手伝いいただいた会員さんをはじめ、ご支援ご協力いただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。

令和元年も残すところあと僅かとなってまいりましたが、年明けの1月8日から、
「津久井やまゆり園」事件の被告の裁判員裁判が横浜地裁で始まります。
裁判は、合計26回開かれ、3月16日に判決が言い渡されるそうです。この裁判では傍聴席に遮蔽板を設置し、
遺族や被害者の家族などが、他の傍聴者から見えないようにする等、異例の措置を取るそうで、
新年早々、メディアでも大きく取り扱われるものと思われます。事件について、反省の言葉も謝罪の言葉もなく、
いまだに正当性を主張し続けている被告の言動を注視したいと思います。(会長 後藤 久美子)
スポンサーサイト



09 : 41 : 39 | 会長のひとりごと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
| ホーム | 次のページ>>