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第386号~「手をつなぐ暮らしのおたすけプラン」はじまります。 そして、「神は超えられる試練しか与えない」・・心にしみました。~
2020 / 05 / 19 ( Tue )

 新型コロナウイルスの感染拡大で気持ちも沈みがちですが、
今月号は、まずは明るい話題からお届けしたいと思います。
先月号でお知らせしましたが、常務理事兼事務局長としてお迎えした又村あおいさんが講師となったZoomによる
オンライン研修会が、4月23日、「新型コロナに立ち向かう事業所運営のポイント」と題し、
全国手をつなぐ育成会連合会(以下:全育連)・事業所協議会に加盟する方々を中心に行われました。
急な案内ではありましたが、多くの方が登録され好評だったそうです。

こんなご時世なので、3密状態となる研修会を実施することは叶いませんが、しかし、コロナウイルスの感染拡大で、
障害福祉サービス事業所は大きな打撃を受けています。
地域の中で障害のある人を支えてきた事業所は、本人たちの生活を守る貴重な社会資源です。
即座に、この様な研修会を実施出来たことは、大変意義深いことだと思います。

2番目に、9~10ページにチラシを添付しておりますが、4月から全育連では親あるうちの万が一に備える
「働く親御さん等の所得を保証する」保険事業を開始しました。この保険は親だけでなく、
障害のある本人の生活を支えているご兄弟や、また、事業所協議会の職員の皆さんも、
機関紙「手をつなぐ」をご購入いただければ会員扱いで保険に加入することが出来ます。
詳細を知りたい方は、8ページに記載の全育連事務所にメールか電話でお問い合わせください。

そして、もう一つ、全育連では、コロナ感染拡大に伴う緊急要望を厚労省、文科省、総務省へ提出しました。
全育連のホームページやフェイスブックでご確認ください。

さて、「スティホーム週間」と名付けられた今年の大型連休は、主要駅や観光地はもちろん、
新幹線に飛行機もガラガラで、大勢の人々が外出自粛に努めていたようですが、しかしパチンコ店をはじめ、
商店街での買い物・釣り・ランニング・バーベキュー等では「3密」に近い人出で賑わい、
3月の連休の時の様に、2週間後、感染者が拡大しないか懸念されます。
また、最近、関東地方で立て続けに起こる地震も気になります。そして、やがて、梅雨や台風の季節が訪れます。
コロナが収まらない中、昨年の様な甚大な被害に見舞われると複合災害となってしまいます。
各自治体ではコロナ対策と共に、避難所等での検討が必要です。

更には、現在は殆どの人がマスクを着用していますが、
夏になると暑さのためマスクを外す人も出てくるのではないかと思います。
冷房の時期になると、窓を開けての十分な換気もおろそかになるやもしれません。
一刻も早い終息が切に待ち望まれます。停滞している経済活動を再開するため自粛も少しづつ緩和されているようですが、
しかし油断すると、感染拡大の第2波・第3波が、必ず押し寄せてくるものと思われます。
この様な先の見えない状況の中で、今、私たちが一番不安に思っているのは「もしも本人が、
親が感染してしまったら・・・」ということです。

これについては、4月14日付で厚労省から「障害児者が新型コロナウイルスに
感染した場合の医療提供体制について」と題し、自治体に対し、「障害児者各々の障害特性を踏まえて、
予め受け入れ医療機関の整備と調整を行う事。」という旨が通知されております。
医療提供体制については、地域ごとの差異があり、全国一律の対応は困難と思われ、
都道府県単位で検討することとされております。そこで即座に、神戸市ではどの様な対応をしてくださるのか、
お聞きすると、まさに、その体制整備を構築するための検討が行われている最中で、
近いうちには、お示し下さるそうですので、また、本誌を通じて報告させていただきます。ちなみに東京都では、
保護者や介護・介助者が罹患した場合の子供・高齢者・障害者のサポート体制が公表されましたが、
障害者のサポートについては、一人で在宅生活が可能な場合は、ホームヘルプや配食サービスを行い、
難しい場合は、ショートスティで対応するとなっています。
アナウンサーでコロナに罹患した赤江珠緒さんの「両親が感染したら子供はどうなるの?」
という発信を受けての対策であると思われますが、神戸市での対応を注視したいと思います。

最後に・・。大型連休、皆さんはどう過ごされましたか?私は、マスク作りにハマってしまい、
テレビを見ながら、ただただひたすら、ハンカチやTシャツを活用しマスクを作り続けました。
そして、そのテレビでハマってしまったのが、再放送された「JIN-仁」です。
「JIN」は、10年ぐらい前に放送され、当時、国内外の賞を総なめにした高視聴率番組です。

物語は、脳外科医の主人公・南方仁(みなかたじん)が、幕末の江戸にタイムスリップ、
満足な医療器具もなく、電気も消毒薬も抗生物質もない状況で人々の命を救う中、坂本龍馬や勝海舟等、
幕末の英雄と知り合い、歴史の渦の中に巻き込まれていく・・。という壮大なドラマです。
主人公・仁は、この時代では不治の病であった乳がんや盲腸の手術をしたり、
ペニシリンを作って梅毒患者を救ったり、現代医学の知識と技術を駆使し、江戸の街に光を与えました。
中でも印象的だったのは、流行病コロリ(コレラ)が発生し民衆はパニックに陥った時、
仁は、自らも感染するリスクを負いながらも治療に当たります。手ぬぐいをマスク替わりにして
、焼酎で消毒し、感染を防ぐために患者を隔離する・・と、まさに、現在の私たちが経験している様な状況が、
10年以上も前のドラマで描かれているのです。

そして、ドラマの中で繰り返し出てくる「神は超えられる試練しか与えない」という言葉・・、
プラス志向で、何の根拠もない言葉であるかもしれませんが、胸に突き刺さり、今の私たちに、
勇気と希望を与えてくれる、私たちへの「メッセージ」のように聞こえました。
今、私たちが苦しんでいるコロナウイルスが終息するには、治療薬の確保とワクチンの開発が必須ですが、
それには、まだまだ年月を要するものと思われます。
100年前に未曾有の感染者を出し、世界的大流行となったスペイン風邪(スペインインフルエンザ)は、
日本国内で約39万人が犠牲になったと言われ、終息までには、何と2年半を要したそうです。
コロナ終息の光は、まだまだ見えてきませんが、ウイルスを正しく恐れ、
そして今回学んだいろいろなウイルス対策を粛々と行っていく・・それが私たちに与えられた「越えられる試練」では
ないかと思います。                    (会長 後藤久美子)
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