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第406号~油断大敵、あなどるなかれ!今月号は「コロナ」づくしです。~
2022 / 01 / 19 ( Wed )
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。新しい年になって
初めての「ひとりごと」です。この原稿を書くようになって、何回目のお正月を迎えたのか定かではありませんが、お陰様で、多くの会員さんや神戸市行政をはじめ、外部の方々にも「いつも楽しみに読んでますよ」という温かい励ましのお言葉をいただいております。
2022年も、国や神戸市の旬の情報や、障害関連のニュース、そして、会長として、親としての率直な私の想い等、例によって自由気ままに綴りたいと思います。本年もご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


秋口から、コロナの新規感染者の減少傾向が続いていましたが、皆さんは、どの様な年末年始を過ごされましたか。私は、昨年同様、年末は「大掃除」とまではいかない程度の「お掃除」に、買い出しをし、そして、お正月はいわゆる「食っちゃ寝」状態、スーパー以外はどこにも行かず、おかげで、ゆっくりとした年末年始を過ごすことができました。(太ってしまいましたが・・)
しかし、今回の年末年始は、昨年と比べずいぶんと様変わりし、大勢の方が帰省や初詣に繰り出し、駅や神社の混み具合は相当なものでした。
そして若い人たちはと言うと、今までのうっぷんを晴らすが如く、カウントダウン行事や各種フェス等に押し寄せる等、コロナ前を思わせるような賑わいが各地で見られました。
しかし、そういった行動が影響したのか、正月休みが終わった途端に、かつて経験したことがない、ものすごい勢いで感染が急拡大しました。感染拡大の大きな要因となっている「オミクロン株」については、3ページの「With コロナ」にその特徴等を掲載しておりますが、感染対策の大きな決め手となるのは、やはり「3回目のワクチン接種」のようです。

神戸市では、ワクチンの追加接種について、令和3年12月17日付けの国通知を踏まえ、医療従事者や高齢者等に、初回(2回目)接種の終了から、8か月以上を原則とする接種間隔を前倒し(6~7か月)して行うことになりました。詳細は、12~16ページに掲載しておりますのでご覧いただきたいと思います。(令和3年12月23日現在の資料です。今後の感染状況によっては多少変更になる場合もあるかもしれません。)
該当の方には、順に追加接種用の接種券が送られてくるそうですが、いつ頃、自宅に届くのか知りたいという方のために、1月17日(月)より、「接種券発送時期 お知らせサービス」という新たなサービスが開始されます。これは、初回接種の際の接種券番号を入力すると、発送される時期が分かるそうです。
接種が受けられる場所は、初回接種時の医療機関(市内814カ所)や、集団接種会場(18カ所)、大規模接種会場(2か所)で、前倒し期間中には特別な接種体制が構築されています。

予約は、接種券が自宅に届いた日から可能です。予約方法は、①かかりつけ医に問い合わせ 
②インターネットでの受付 ③おまかせ予約(日時・場所等指定できないが神戸市が予約をしてくれる) ④お助け隊による受付 ⑤コールセンターでの受付の5通りあります。
また、集団接種会場や大規模接種会場では、初回接種(1回目・2回目)の予約もできるそうですので、色々な事情でまだワクチン接種を受けてない方も予約が可能となっております。
そして、初回接種を行った障害者施設での追加接種については、神戸市より実施方法等の通知が発出されていますので、それぞれの施設で、体制が整い次第、連絡があると思います。
また、一番気になる、一般の接種会場では、パニック等により接種が困難な「配慮の必要な方」については、「市役所1号館24階」で木曜13時30分~17時まで受け付けて下さるそうですので、初回と同様、気兼ねなく接種が出来ると思います。詳細については、広報誌特別号が1月下旬に各戸に配布されるそうですので、よくご覧いただきたいと思います。

最近、「オミクロン株は軽症で終わる」ということがクローズアップされたり、中には「インフルエンザに近い」という声も聞かれますが、感染拡大の最前線となっている沖縄県の医療関係者は、「そういった風潮が気のゆるみにつながるのではないか」と警鐘を鳴らしています。
そして、「オミクロン株は、確かに肺炎を起こすことが少なかったり、風邪に近い症状を訴える患者は多い。しかし、コロナの治療薬は、まだ、インフルエンザのタミフルの様に気軽に投与できる状況ではないし、インフルエンザとは感染力・潜伏期も異なり今回のような急拡大による社会インフラへの影響というのは、インフルエンザの比にならない」とも言われています。
沖縄では、多くの医療従事者が感染、或いは濃厚接触者となり、出勤できず医療現場は大変なことになっています。また、諸外国では、社会を動かしている「エッセンシャルワーカー」と呼ばれている人たちの間にも同様なことが起こり、鉄道や教育や物流等、様々な場所で通常な動きが取れず、社会生活に大きな支障を来たしているそうです。気をゆるめることなく、今まで行ってきた感染対策の徹底が感染拡大防止につながるのではないでしょうか。


次です。全国手をつなぐ育成会連合会(以下:全育連)が行っている保険の案内を、11月号に掲載しましたが、お問い合わせがありましたので、本誌8~9ページに掲載しております。
全育連が取り扱っている保険は、①「暮らしのおたすけプラン」 ②「がんのおたすけプラン」 ③「おたすけプラン・日ごろの備え」の3種類あります。①は所得補償保険で、②は、障害のある本人も加入できるがん保険で、③は事故によるケガや損害賠償責任を負った場合はもちろん、新型コロナウイルスにも対応する保険です。パンフレットもありますので内容が知りたいという方は、育成会事務局・後藤までお電話ください。
今月号は新型コロナ関連の記事一色になってしまいました。一時期、新規感染者が急激に減少し、「やっと出口にたどり着けるかも」と微かな期待もしましたが、オミクロン株の出現により、またまた出口は遠のき、再び対面での活動が困難な状況となってしまいました。

感染拡大防止の観点から、今後も人が集まる色々な活動は実施できないものと思われますが、冒頭でも述べましたように、本誌を通じ皆様には、たくさんの情報をお届けしたいと思います。何か気になることやお知りになりたいことがあれば、どうぞ、お気軽に事務局までお電話下さい。
また、国や市への要望は、引き続き今後も、積極的に発信したいと思います。
そして、私たち会員一同が待ち望んでいる「第2えみのき(仮称)」建設に向け、そろそろ歩み始めたいと思っています。2~3年先をめどに実現したいと考えておりますので、会員の皆様、どうか引き続きのご支援ご協力の程よろしくお願いいたします。    (会長 後藤久美子)
※1月17日より施設に入っていない65歳以上の方へ3回目のワクチン接種券が発送されます。
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