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第429号~親なきあとの準備に向けて、一歩踏み出すことは重要です! そして、もうすぐ研修会です。生まれ変わる成年後見制度について学びましょう!~
2023 / 12 / 19 ( Tue )
 まず始めに、当会が生み出した社会福祉法人・新緑福祉会からのお知らせで、グループホーム入居者の募集についてです。8ページをご覧下さい。
 今回、募集しているのは、須磨区白川台の県営住宅の中にある女性向けのグループホーム「白川台ホーム」です。
 白川台ホームは、地下鉄名谷駅から市バス利用という、交通アクセスの良い立地条件となっております。また、県営住宅ですので、通常の民間住宅に比べると家賃も比較的お安いように思います。
そして、何より、女性向けのグループホームというのは、全国的にみても数が少なく、貴重な社会資源であると言っても過言ではないと思います。
 ただ、保護者の皆さんの傾向として言えることは、障害のある方が中軽度であればあるほど、手放す(グループホームに入れる)ことが難しく、「私は、まだまだ元気だから、何かあった時に考える」とおっしゃる方が非常に多いように思います。
しかし、親御さんに「何かあった時」に、果たして、グループホームの「空き」はあるのでしょうか。生活は、どうなっていくのでしょうか。一番戸惑うのは、紛れもなく本人さんです。
 親御さんの支援ができなくなった「親なきあと」の住まいの場については、「親あるうちに」、つまり、親が元気なうちに、何かしらの準備をされておくことが大変重要であると思います。
白川台ホームでは、「体験入居」もやっているそうですので、住まいの場として、グループホームを考えておられる方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?詳しくは、8ページに記載のお電話にてお尋ねください。

 次です。先月号の本誌にて、旧優性保護法最高裁判決に向けた署名への協力についてのお願いをしましたが、全国手をつなぐ育成会連合会・佐々木会長からも、お願いの文書が出されました。7ページをご覧下さい。
 先月号で、すでに経緯等、諸々をお話ししましたが、旧優性保護法裁判は、最高裁の大法廷で審理されることが決まりました。今後は憲法判断まで踏み込んだ審理となる模様ですので、一人でも多くの方の署名をお願いいたします。
先月号でも述べましたように、12月26日(火)実施の又村さんの研修会に出席して下さる方については、当日のご協力をお願いいたします。来られない方で、「書いてもいいよ」とおっしゃる方は、事務局までお電話いただければ、署名用紙を送付させていただきます。
この裁判では強制手術の違憲性に加え、20年を過ぎると賠償の請求権が消えるという、民法で定められている「除斥期間」が適用されるか否かが大きな争点となっています。
仮に、「除斥期間」が適用されると、言うまでもなく、強制的に手術をさせられた方々に対して賠償金は支払われることはありません。余りにも、不条理すぎるのではないでしょうか。

そんな時、ふと考えるのは、この問題と同時期にメディアで連日流れていたジャニー喜多川氏による性加害問題です。
性加害問題も、旧優性保護法裁判と同じく、法的には「年数が経過しているため、多くの被害者の公訴時効は過ぎている」、更には、「喜多川氏が死亡のため時効は成立している」と言われている中で、旧ジャニーズ事務所の東山紀之氏は、「法を超えての救済・補償が必要」であるとの見解から、法律を超えてのサポートを約束しておられました。
現在、旧ジャニーズ事務所は、「時効」を度外視し、被害者への救済にあたっています。そして、大方の世論も、それは当然の事であるとの認識を持っていることと思います。

一方で、旧優性保護法のもとで不妊手術を強制された問題については、どうでしょうか。この問題は、日本国憲法のもとでの、他に類を見ない許されざるべき人権侵害であると思います。
すでに、地裁や高裁においては、旧優生保護法が違憲であることが認められているにも関わらず、手術から20年経過しているために国の責任は認められないという判決は、公平性の理念に反し、国の責任逃れを助長する結果となってしまいます。人権を無視し、人としての尊厳をないがしろにした行為に対しては、時効も除斥期間も成立しません。
今回の署名は、最高裁での公正な判決を求めるためのもので、社会のたくさんの方々の支援の声が必要です。会員さんはもちろん、その他の方にも是非ともお声掛けいただき、ご協力下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。

研修会の当日は、その他として、又村さんの方から、全国手をつなぐ育成会連合会が会員向けの福利厚生として展開する保険事業「おたすけプラン」シリーズの説明もしていただきます。
おたすけプランは、知的障害のある本人も加入できる「がん保険」や、日常生活での賠償トラブルを補償する「傷害総合保険」、病気やケガで長期休業になった場合を補償する「所得補償保険」の3種類で、加入対象は、障害のある本人と家族、障害福祉サービスの事業所職員等です。
また、団体契約ですので、保険料は10%割引となっております。保険についての問い合わせが、事務局の方に時々ありますが、当日の説明をお聞きくださればと思います。
その又村さんの、研修会当日資料のパワーポイントが届きました。
内容については、先月号でも予告しましたが、まずは、現在の成年後見制度の概要や、現状について、そして近い将来、制度が大きく変わる要因の一つにもなった「障害者権利条約」から見た制度について、更には制度の課題や、法人後見について、そして、この研修会のメインとなる成年後見制度の「抜本見直し」の中身についてや、見直しの時期、見直しが行われたあと重要になってくる地域連携ネットワークの構築について等、盛りだくさんの内容となっております。
そして、いつもの通り、分かりやすくお話しいただけますので、制度を余りご存じないという方でもご参加しやすいと思います。久々の研修会です。どうか楽しみにしていて下さい。

次です。会員さんから寄せられた神戸市に対しての要望事項をまとめ、9月11日に要望書として提出いたしましたが、その回答会に、私と古井専務理事が行ってまいりました。
当日は、神戸市からは、たくさんの課長・係長さんのご出席をいただき、意見交換会の場も設けて下さいました。9~19ページにわたって、当会からの要望事項と共に回答を掲載しておりますので、ご覧ください。
最後に・・・。6ページに掲載しておりますが、この度、「社会福祉功労者 厚生労働大臣表彰」を受賞しました。この様な大きな賞をいただくような功績は、何一つ残しておりませんが、これからも私なりに歩んで行こうと思っています。          
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