第356号~生涯スポーツ・学習・活動の意義、and・・・素敵な名前です!~
2017 / 12 / 02 ( Sat )
 皆さんは、メリケンパークに設置されている「BE KOBE」のモニュメントをご存じですか?神奈川県茅ケ崎海岸のサザンオールスターズのモニュメントさながらに、おしゃれで、神戸の新たな観光スポットになるのではと多いに期待していたのですが、
昨今、インスタグラムに投稿するため、モニュメントに登って撮影という危険な行動に及んでいる観光客(市民かもしれませんが)が続出しているとか・・。
全くこんな形で全国ネットで放映されるとは、神戸市民として少々複雑な心境ですが、インスタ映えするからと線路に入って写真撮影したり、評判のスイーツを食するより、まずはスマホで撮影と、この異様なまでの過熱ぶりは、いったいいつまで続くのでしょうか。


 さて、10月28日(土)~30日(月)に愛媛県で開催された全国障害者スポーツ大会に行ってきました。
この大会は国民体育大会終了後に、毎年、その開催地で行われますが、前日の抜けるような青空とは一転し、2週続きの週末台風の影響で、本降りの雨の中での開会式となりました。
北海道から沖縄まで、グラウンドを行進する選手・役員はもちろん、スタンドで観戦する我々も、また、愛媛を題材にしたパフォーマンス披露の地元の方々にとっても、非情な雨となりました。

その後も雨は降り続き、屋外では中止になってしまった競技や、残酷にも、雨が勝敗を分けたケースもあったりと、年に1度の晴れ舞台で力を発揮できずに、悔しい想いの選手も少なくなかったと思いますが、そんな中、我が神戸の選手団は、獲得メダル総数26個で、内、金14個(政令市3位)銀10個、銅2個と素晴らしい成績を収めてくれました。
ちなみに、当会の会員子女である松田健一郎君は、50メートル自由形に出場し、見事、銀メダルを射止めたそうです。(おめでとうございます。拍手!)

 全国障害者スポーツ大会には、会長就任以来、視察団として、これまで東京、長崎、和歌山、岩手と参加させていただきました。車椅子バスケを東京大会で観戦した時は、限界に挑戦する姿を目の当たりにし、その迫力に圧倒されました。競技場が離れていて、2時間の車移動は当たり前の大会もありました。寒い中、声をからして応援した大会もありました。でも、どの場面でも共通して言えるのは、一途に取り組む選手たちの姿があり、応援する私たちに対し、言葉では言い表せない感動を与えてくれたことです。
障害者の頑張りに「感動と勇気をもらった」というと、一方で、必ずと言っていいほど「障害者を美化し過ぎだ」との反論の声も聞こえてくるのですが、何かに打ち込む姿は、障害の有無に関係なく光り輝いていると思います。「障害者を美化し過ぎだ」という事自体が、私には差別の様に感じます。
2020東京オリ・パラに向けて、今、障害者スポーツが注目されています。
日本体育大学は今春、付属高等支援学校を網走に開校しました。開校の目的の一つは、勿論、パラリンピックに出場するアスリートの養成です。
 
また、開催地の東京では、ボッチャなどのパラリンピック種目を授業に取り入れたり、神奈川県では一流アスリートを招いた教室を開き、全国大会を狙える選手の養成を目指しているそうです。アスリートの養成だけでなく、パラリンピックを機に、障害者スポーツの裾野が広がることに期待したいと思います。
 
 そして、スポーツだけではありません。「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者の芸術・文化を推進する全国ネットワーク(会長:久保厚子全国手をつなぐ育成会会長)」が、障害者団体等の27団体により組織され、国レベルでの障害者の文化・芸術活動の推進が行われております。
書家の金澤翔子さんを筆頭に、様々な分野で、全国レベルで名を馳せる方も現れてきましたが、そんな一握りの、秀でた能力を持った本人たちだけが光り輝いているのではありません。

 全国手をつなぐ育成会の機関紙「手をつなぐ」の今月号は「卒業してからも学びたい」と題し、フラワーアレンジメントや、絵画教室、和太鼓に生け花、歌に楽器演奏等、活き活きと活動する本人たちの姿が掲載されています。
みんな、とても「いい顔」で、一人ひとりが間違いなく光彩を放っています。
本年4月、松野博一文科省大臣(当時)が、「特別支援教育の生涯学習に向けて」と銘打ったメッセージを発表し、障害者の生涯にわたる学習活動の充実を目指すこと等を掲げています。ともすれば、事業所と家庭の往復だけになりがちな本人たちに、打ち込める「何か」があれば、自らの人生をもっともっと謳歌し、一人ひとりが、その人なりに光り輝けるのではないでしょうか。
とは言え、健常者と比べると充分な資源は確保されていない現実がありますが、パラリンピックを通して障害者への機運が高まっている現在、本腰を入れて取り組んで行かなければならない重要課題であると思います。
二つ目のお話です。「疑似体験活動・キャラバン隊」のご案内を9ページに掲載しております。まずは、ゲーム感覚で楽しんでみて下さい。大勢のご参加をよろしくおねがいします。

 そして、最後に・・・。4ページに記載の通り、重度高齢化対応のグループホームの名称が決まりました。総称「えみのき(咲の樹)」です。新緑福祉会の職員さん達の想いが結集した素晴らしい名前となりました。笑顔が咲き温かい場所となることを心より願います。 
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