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第367号~「高齢」についての情報が満載です。Let‘s go全国大会~
2018 / 12 / 07 ( Fri )

              
 数か月前のこのコーナーで、運動や栄養面はもちろん、日頃から人一倍健康には留意している私が骨粗しょう症の検査で骨密度が「危険域」に達したことを話しましたが努力の甲斐あって、この度、めでたく「正常値」になりました。
骨密度については、現状維持が精一杯で、数値を上げることは非常に難しいと聞いたことがありますが、この半年間、カルシウムを多く含んだ食品の摂取と共に、ひたすら骨に負荷を与える運動に取り組み、見事目的を達成することができました(バンザ~イ)。今後も油断せず、定期的に検査を受け、少しでも数値があがるよう頑張りたいと思います。以前にも言いましたが、痩せ体型の方は体重が軽い分、骨に負荷がかからないため、太っている人に比べて、骨粗しょう症になるリスクが高まります。思い当たる方は是非一度受診をし、早めに改善に取り組んで下さい。(骨折→寝たきりにならないために)


 さて、「全国手をつなぐ育成会連合会」の会員が、年に一度、総結集する全国大会は、今年度、13ページに掲載の通り、平成31年2月23日(土)~24日(日)、国立京都国際会館にて行われます。例年でしたら気候の良い秋口に実施されるのですが、世界的な観光都市「京都」では、その時期の会場やホテルの確保は困難なため、底冷えのする寒い時期の開催となってしまいました。しかし同じ近畿の、近場の京都ですので、沢山の方に出席していただきたいと思います。
今回の全国大会の特徴は、担当の京都が、全て取り仕切って行うのではなく、近畿の各府県市の育成会が協力し、分担して、それぞれの分科会を受け持つという、これまでになかった異例の方法で実施されます。

23日(土)に行われる分科会は、AからFまでの6コースがあり、我が神戸市はCコースの「高齢」を担当します。今、全国の育成会が抱えている深刻な課題であるだけに、全国大会では、毎年、一番参加者が多い分科会で責任重大ですが、「高齢になったらどうなるの?どんな準備がいるの?」をテーマに行います。
中身を少し説明いたしますと、まず午前中の基調講演では、上智大学の教授で、知的障害者の親の立場でもある大塚 晃氏に、「『知的障害者の高齢化対応検討委員会報告』をふりかえって」(仮題)と題してお話しいただきます。

介護保険制度が始まった平成12年、厚労省は知的障害者の高齢化への対応のあり方についての検討会を開催し、「知的障害者の高齢化対応検討委員会報告書」としてまとめられました。
大塚教授は、当時、厚労省の障害福祉専門官で、この報告書の作成に当たられました。当時を振り返りながら、現在の高齢知的障害者の支援についてや、また制度や政策、更には事業者の取り組み等についてもお話しいただきます。高齢についての多岐にわたる貴重なお話がお聞き出来ることと思います。

 そして午後からは、静岡市障害者歯科保健センター所長の服部 清氏に「高齢になったらどうなるの?医療関係者からの報告『知的障害者の老後のための健康(健口)づくりとその支援』(仮題)と題してお話しいただきます。
最近、よく「健康づくりはお口から」という言葉を耳にしますが、「全身の健康の源」とまで言われている口腔衛生については、最近、一般の方の間でも非常に関心が高まっているようです。

 しかし、知的障害者の場合は、充分なブラッシングが出来ていないことから、様々な口腔内の病気に罹患しているケースが考えられます。けれども検査や治療も、たやすく出来ないために、(全身麻酔で対応されている方もいるようですが)非常に大きなリスクを伴います。
高齢知的障害者にとって、医療とのアクセスは非常に重要です。今まで、あまり聞かれなかった分野であるだけに、是非お聞きいただきたいと思います。

「歯」についてのお話のあとは、トイレ休憩をはさんで、午前中の基調講演の講師であった
大塚氏がコーディネーターとなり、「どんな準備がいるの?」と題したシンポジウムを行います。
シンポジストとして登壇されるのは、前述の服部センター長と、福岡市手をつなぐ育成会の前理事長である向井公太氏、国立のぞみの園の事業企画部長の古川慎治氏、社会福祉法人ゆうかり理事長の水流源彦(つるもとひこ)氏と、この業界では名を馳せた、そうそうたるメンバーです。

向井氏が所属する「社会福祉法人 福岡市手をつなぐ育成会」は、多くの障害福祉サービス事業を展開されていますが、一昨年には、地域の反対を乗り越えて、高齢知的障害者向けのグループホーム(定員10+5)、併設して、ショートスティ、親子体験室、基幹相談支援センター、特定相談支援事業所を立ち上げられました。私たちの悲願であった「えみのき」に先立っての高齢化対応のグループホームについて、ご苦労談も含め、色々お聞かせいただけると思います。
のぞみの園の古川氏には、毎年、神戸にお越しいただき、過去には、知的障害の認知についてや、全国に先立ち「のぞみの園」で立ち上げられた重度高齢化対応のグループホームについて等、いつも斬新なお話をお聞かせいただいております。最前線でご活躍されている同氏だけに、今回も興味深いお話がお聞きできることと思います。

 そして、ゆうかりは、鹿児島市で、幅広い障害福祉サービス事業を実施している昨年50周年を迎えた老舗の法人で、平成29年10月、地域生活支援拠点を開設されました。
理事長の水流(つる)氏は三代目で、幼い頃から知的障害者と共に育ってきたため、障害者と共に暮らす社会は当たり前という認識の持ち主で、障害者総合支援法の付帯決議で、「小規模入所施設」が出てきた折りも、知的障害者にとって必要な資源であり、リスクを伴ってでも取り組むとの法人決議をされました。(国の動向を見据えながら、その後、拠点の中にグループホームを建設されております)
貴重なお話がてんこ盛りです。大勢の参加をお願いいたします。
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