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第385号~かなりの長期戦になりそうです。でも明るい話題もありますよ。 そして、やはり何も解明されずに終わってしまいます。~
2020 / 04 / 24 ( Fri )

 終息の気配が全く見えず、全世界に感染が拡大している「新型コロナウイルス」の感染防止対策の切り札として
「緊急事態宣言」が発令され、大阪府と共に兵庫県も対象地域となりました。
 今までと同じく強制力が無いとは言え、国民の外出自粛の動きが強まり、JR大阪駅界隈も、繁華街ミナミも、
若者の街・渋谷も、そして、三宮駅北側の歓楽街も閑散としていました。
しかし、その一方で、営業を継続しているパチンコ店には、早朝より50人前後が詰め掛け大盛況、新型コロナウイルスが
拡大する前と特に何も変わっていないそうです。
 吉村知事が「2週間後の未来はもう決まっているが、2週間より先の未来は、我々の力で作っていくことが出来る。」
という旨を語っておられましたが、これからの私たち一人一人の心掛けが、行動が、
コロナウイルスとの闘いに大きく左右してくると思われます。小池都知事がいつも言っておられる「スティホーム」・・・、
多くの国民が実行してほしいと思います。

昨年度末から、当会では、コロナウイルスの影響で多くの事業が中止となりましたが、新年度を迎えたこれからも、
例年の様な活動が困難となってくることも充分考えられます。
全国手をつなぐ育成会連合会も同様で、昨年度末に開催の事業は全て中止で、今年度につきましても、
愛媛県で行われる予定であった全国大会をはじめ、各種研修会や総会等、年内の行事は全て中止となってしまいました。
それを踏まえ、近畿・2府4県2政令市の育成会が行っている近畿大会や、リーダー養成研修会も、
今年度は中止にさせていただくことになりました。

新型コロナウイルス感染症の特徴は、厚生労働省の資料を見ますと次のような特性を有していると考えられます。
①全ての人が抗体を得ておらず、ウイルスが体内に入ると確実に感染する。
②現時点ではワクチンはなく、基本的には全員が感染しないと免疫を獲得できない。
③感染ピークが複数回もたらされるか、断続的に感染流行する可能性が高い。
④無症状者からも感染リスクがある。⑤高齢者や基礎疾患のある者(障害者を含む)に重症化リスクがある。
⑥「3密」状態における感染可能性が高い。等ですが、
「保護者の高齢化」や、「本人の重度化・高齢化」が深刻な課題となっている当会では、
感染すれば重症化の可能性が高くなるやもしれません。何よりも命が最優先です。
各支部におかれましては、行事の開催等、無理をなさらないようにくれぐれもよろしくお願いいたします。

コロナウイルスの感染拡大で、先の見えない重苦しい状況がここ数か月続き、気持ちも滅入ってしまいそうになりますが、
大変明るい、嬉しい話題もありますので、ご報告いたします。
数年前、社会福祉法人格を返上した「全国手をつなぐ育成会連合会(以下:全育連)」は、
しばらくの間、法人格の無い状態での活動を余儀なくされておりました。
しかし、様々な問題も解決し、昨年度より「一般社団法人」設立に向けての準備を進めておりましたが、
ようやく本年4月1日に、設立登記の申請を無事終了することが出来ました。
更には同じく4月1日より、各種研修会において、会員の皆様にはお馴染みの又村あおい氏を、
「常務理事兼事務局長」という役職で全育連の東京事務所にお迎えすることになり、全育連は名実ともに、
新しい第一歩を踏み出しました。
 就任された又村さんに、私は電話で、「せっかく来ていただいたのに、こんな状態(コロナウイルスの感染拡大)に
なってしまい本当に悔しい」という旨を話しましたが、彼は、「普通なら、この時期はとても忙しくて大変だと思う。
でも今は時間があるので、きちんと色々な準備が出来る」と、正に「ピンチをチャンスに変える」という発想で、
「さすが又村さん」と感服しました。
 又村さんという強力な助っ人が加わり、新しく歩み始めた全育連ですが、コロナ収束後のこれからの活動が大いに楽しみです。
また、我々神戸の育成会も、又村さんの力をお借りし、今まで以上に活発に活動していきたいと強く思いました。

 活動は休止状態ではありますが、いろいろな情報は、これからも本誌を通じて出来るだけ皆様にお届けしたいと思います。
今年度もどうかよろしくお願いいたします。
次の話題です。連日、「新型コロナウイルス」の報道で埋め尽くされている新聞誌上も、この日ばかりは勝手が違いました。
そう、3月16日、「津久井やまゆり園」殺傷事件の被告に対して判決が言い渡されたのです。
判決は求刑通り「死刑」でした。そして、その判決を不服とした弁護人の控訴(判決が出た地方裁判所から、
改めて高等裁判所での審議の訴え)を、予想通り、被告は、自ら取り下げました。
これにより、この裁判は、二審三審(高裁・最高裁)で争われることもなく、被告の「死刑」は確定しました。

裁判では、被告の責任能力の有無が最大の争点となり、多くの人が一番知りたかった「意思疎通の出来ない障害者は
不幸を生むから要らない」という被告の差別的な考えが、いつ、どのようにして形成されたのか、
そして、その差別的な考えが、何故、あの様な残虐な惨事を引き起こすことにまでつながっていったのか、
法廷では、その動機が解明されることはありませんでした。
やまゆり園事件後、ネット上には、「little(リトル)植松」とも言うべく、被告の考えに賛同する様な多くの意見がありました。
被告が犯行に至った経緯や原因、そして、その背景等、事件を巡る様々な真実が解明されないと、
再発防止にはつながりません。
そして、何より一番に危機感を持ったのは、死刑判決を不服とした弁護人の控訴を被告自身が取り下げ、
被告の死刑が確定したという報道がなされるや否や、ネット上では、「彼がやったことは許されないが、潔くて立派」、
「自らの死をかけ、あそこまでやれるのは凄い」と、あたかも被告を肯定する様な言葉で溢れていました。このままでは、
悲惨な事件は忘れ去られ、一般の人々の中には「やまゆり園」「植松」というWordしか残らないのではないかと
恐怖すら感じます。
今月号は、コロナ関連の話題が多くなり、この事件に関して、充分に話すことが出来なかったので、
また後日改めて話したいと思います。                        (会長 後藤久美子)
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